2021年02月01日のニュース・クリップ

抗議デモ、拘束者5000人超に 1日当たり過去最多―ロシア:時事ドットコム

ロシア全土で31日に行われた反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の釈放を求める抗議デモで、人権団体によると、拘束者数は85以上の都市で5135人となった。独立系メディアは、1日当たりの拘束者数としては過去最多と報じた。
 全土で約4000人が拘束された23日のデモに続き2回目となった今回、首都モスクワ中心部は地下鉄駅が閉鎖され、通行が制限されるなど事実上封鎖された。

ロシア当局、3人変死に関与か ナワリヌイ氏事件前―英調査報道:時事ドットコム

英調査報道機関ベリングキャットなどが、工作員らの移動記録を調査して1月27日付の報告書で明らかにしたもので、プーチン政権に不都合な活動家らを恒常的に狙っていた可能性がある。ベリングキャットは昨年12月、ナワリヌイ氏を尾行していた8人の氏名と顔写真を公表した。
 報告書によると、変死したのは南部カバルジノ・バルカル共和国の記者(2014年夏)、南部ダゲスタン共和国少数民族活動家(15年3月)、モスクワの活動家(19年11月)。南部の2人の死因は表向き「心不全」と説明されたが、記者は脇、少数民族活動家は首に注射されたような痕があったという。
 3人目の活動家はプーチン政権派。地方都市から鉄道で9時間かけてモスクワに戻る途中、体調が悪化し「毒を盛られた」と言い残して倒れた。ロシアの独立系メディアは「対外情報庁(SVR)協力者だったが(家族の海外移住計画で)裏切り者とされた可能性がある」と伝えた。

西アフリカのイスラム過激派掃討 仏軍、駐留縮小検討 経費や人的犠牲、重荷 - 毎日新聞

フランス軍が、イスラム過激派掃討作戦で西アフリカに展開している部隊の縮小を検討している。現在約5100人が駐留するが、費用や人的犠牲が大きな負担となっているためだ。……マクロン仏大統領は1月19日、掃討作戦が成果を上げていると強調し、仏軍の派遣規模を「調整する」可能性があると述べた。2月にも開かれる西アフリカ首脳との会合で削減案が示されるとの見方がある。

「大西洋のハワイ」に移民殺到、食尽きても…島民は複雑:朝日新聞デジタル

「大西洋のハワイ」と呼ばれるスペイン領カナリア諸島に、例年の8倍もの移民・難民がアフリカから押し寄せている。新型コロナウイルスがアフリカ大陸を襲い、欧州へ渡るルートに変化が起きたことが一因だ。観光業に頼る島では「風評被害」を恐れる住民が退去を訴えるデモまで起きた。スペイン政府は不公平な負担を強いているとして欧州連合EU)に不満を募らせている。

WHO調査団が武漢市場視察、世界初の新型コロナ集団感染確認現場 | ロイター

世界保健機関(WHO)主導の国際調査団は31日、世界初の新型コロナウイルス集団感染が確認された中国・武漢市の海鮮卸売市場を視察した。同市場は昨年初めに閉鎖された後、内部に入ることが厳しく制限されている。
調査団は、治安部隊が厳重に警戒し、高い青色のフェンスの外側にさらにバリケードが築かれた海鮮卸売市場に到着したが、約1時間で現場を離れた。報道陣からの質問は一切受け付けなかった。