2021年03月02日のニュース・クリップ

欧州委員長、ワクチンパスポート法案提案へ 国境移動の許可証に | 毎日新聞

欧州連合EU)のフォンデアライエン欧州委員長は1日、新型コロナウイルスワクチンの接種を受けたことを証明し、国境の自由な移動などの許可証とする「ワクチンパスポート」の発行に向けた法案を、3月中に提案する方針を示した。自身のツイッターに投稿した。……ワクチンパスポートは、移動制限で観光業が低迷するギリシャオーストリアなどが導入を要求。一方、ドイツやフランスは、ワクチン接種者と非接種者との間で差別が起きかねないことや、ワクチンの有効性の検証が不十分であることなどを理由に慎重な姿勢を示している。

サルコジ元仏大統領に実刑判決 捜査情報めぐる汚職の罪:朝日新聞デジタル

汚職などの罪に問われたフランス元大統領のサルコジ被告(66)に対し、パリの軽罪裁判所は1日、禁錮3年(うち2年は執行猶予)の判決を言い渡した。フランスで現在の政治体制である第5共和制が始まった1958年以降、大統領経験者が実刑判決を受けるのは初めて。……サルコジ被告は、刑務所ではなく自宅での禁錮が認められるという。サルコジ被告は2014年、自らの不正資金事件をめぐり、弁護士と共謀して破棄院(最高裁)の裁判官に電話し、好条件のポストの見返りに捜査情報を得ようとした。サルコジ被告は、自身が当選した07年大統領選でリビアから不正に巨額の資金提供を受けたとして捜査を受けていた。

ソフトバンクG出資のグリーンシル、近く破産申請も=WSJ | ロイター

ソフトバンクグループが出資する英金融サービス会社グリーンシル・キャピタルが近く破産申請する可能性がある。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が1日伝えた。
WSJが関係者の話として伝えたところでは、グリーンシルは経営立て直しの可能性を見据えてグラント・ソーントーンをアドバイザーに起用する一方、事業部門をプライベートエクイティ大手アポロに売却する交渉も進めているという。

ゴーン氏の逃亡支援か、米国の親子逮捕 東京地検特捜部:朝日新聞デジタル

日産自動車の元会長カルロス・ゴーン被告(66)の海外逃亡を助けたとして、東京地検特捜部は1日(米国時間)、米国から米国籍の親子2人の引き渡しを受け、犯人隠避の疑いで逮捕した。米東部ボストンの空港から移送しており、日本時間の2日午後に日本に到着する予定だ。……逮捕されたのは、米軍の特殊部隊「グリーンベレー」元隊員のマイケル・テイラー容疑者(60)と、その息子ピーター・テイラー容疑者(28)。

米体操の元五輪代表監督、性的虐待で訴追後に自殺:AFPBB News

女子体操の五輪米国代表監督を務めたジョン・ゲダート(John Geddert)容疑者が25日、人身売買や性的暴行の罪で訴追された数時間後に自殺しているのが見つかったと、同国ミシガン州のダナ・ネッセル(Dana Nessel)司法長官が明らかにした。……ゲダート容疑者は、米国体操連盟(USA Gymnastics)の元医師で性的暴行の罪で事実上の終身刑を科されたラリー・ナサール(Larry Nassar)受刑者が、医師として働いていたミシガン州ランシング(Lansing)郊外の練習施設「ツイスターズ(Twistars)」を所有していた。
 同州の司法当局はこの日、24件の罪でゲダート容疑者を訴追したことを明らかにしていた。罪には13歳から16歳のアスリートに対する性的暴行が含まれ、同容疑者による若手選手の扱いは人身売買の罪になるとされていた。