2021年03月19日のニュース・クリップ

▼FRB、23年末までゼロ金利維持　物価は年内2%突破へ: 日本経済新聞

16～17日のFOMCではゼロ金利政策の維持を決め、短期金利の指標であるフェデラルファンド金利（FF金利）の誘導目標を、0～0.25%のまま据え置いた。量的緩和政策も継続し、当面は米国債を月800億ドル、住宅ローン担保証券（MBS）も同400億ドルのペースで買い入れる。パウエル議長ら投票メンバー11人の全会一致で決めた。
会合後に記者会見したパウエル議長は……年内に物価上昇率が2%を突破すると予測したものの「一時的なもので、政策目標の達成を意味するものではない」とも主張した。
今回の会合では、正副議長や地区連銀総裁ら18人がそれぞれ中期的な政策見通しも提示した。21年、22年、23年ともゼロ金利を維持する方針が中央値となり、FOMCの大勢は「ゼロ金利の解除は24年以降」となった。

▼コロナ対応で不満噴出！カリフォルニア州知事のリコール署名｜TBS NEWS

アメリカ西部カリフォルニア州で、知事のリコールを求める署名活動が１７日、締め切りを迎えました。……カリフォルニア州ニューサム知事のコロナ対応は当初、迅速な外出制限などで評価されていましたが、規制が厳しすぎるとの声に加え、住民に自粛を求めるなか、知事自身は高級料理店で大人数の会食をしていたことが発覚し、批判が強まっていました。……リコールの是非を問う住民投票を実施するにはおよそ１５０万人分の署名が必要になりますが、今月１０日までに２０６万人分を超える署名が集まったということです。

▼CNN.co.jp : アジア系に対する暴力や嫌がらせ、２カ月で５００件超す報告　米団体

米国のアジア・太平洋諸島系（ＡＡＰＩ）住民に対する暴力や嫌がらせ事案を調査している団体「ストップＡＡＰＩヘイト」は１６日、同団体に寄せられた被害報告が昨年３月以来、少なくとも３７９５件に上ったと発表した。
同団体は昨年３月１９日からＡＡＰＩに対する暴力や嫌がらせに関する統計を取り始め、同年末までに全５０州と首都ワシントンから計３２９２件の被害報告が寄せられた。今年１月１日から２月２８日までに寄せられた報告は少なくとも５０３件に上った。

▼著名指揮者レバイン氏死去 77歳 セクハラ疑惑で米MET解雇：AFPBB News

米ニューヨークのメトロポリタン歌劇場（MET）を長年にわたり率いた著名指揮者ジェームズ・レバイン（James Levine）氏が死去した。77歳だった。同氏の医師が17日、明らかにした。レバイン氏はセクハラ疑惑が浮上しMETを解雇されていた。……レバイン氏は1970年代から40年間にわたりMETを率いたが、METは2018年3月、若い演奏家たちにセクハラ行為をしていた「信頼性のある証拠」が見つかったとして、同氏を解雇した。

▼スペイン、安楽死容認法案可決　反発の極右が提訴へ：時事ドットコム

スペイン下院は１８日、医師の薬物投与による「積極的安楽死」を容認する法案を賛成２０２、反対１４１、棄権２で可決した。上院も昨年１２月に可決しており、パイス紙によると３カ月以内に発効する見通し。一方、反発する極右ボックス（ＶＯＸ）は憲法裁に提訴する考えを表明した。