2021年03月25日のニュース・クリップ

スエズ運河で大型船座礁 航路ふさぐ―愛媛の会社所有:時事ドットコム

エジプトのスエズ運河で23日、愛媛県の会社が所有する大型コンテナ船が座礁し、他の船舶が通行できなくなった。……スエズ運河はアジアと欧州を結ぶ海上輸送の要衝。当局が24日からタグボート8隻を使って船を戻す作業を急いでいるが、全面復旧には時間を要する見通しで、国際的な物流が滞る恐れがある。
 座礁したコンテナ船「エバーギブン」は全長400メートル、幅59メートルで、総トン数は約22万トン。2018年建造で、愛媛県今治市の正栄汽船が所有し、台湾の長栄海運が運航していた。中国からオランダに向かっており、サウジアラビアなどからの原油を積んでいたという。

オーストラリア政権、性的問題で火だるま レイプ告発、支持率低下:時事ドットコム

オーストラリアのモリソン政権が、相次ぐ「性的問題」の対応に苦慮している。与党の女性職員がレイプ被害を告発したほか、議会内で男性職員らが「破廉恥行為」を撮影して仲間内で共有していたことなどが発覚。支持率は低下し、政権は火だるまとなっている。……一部の豪メディアは22日、証言に基づき、与党の男性職員が担当する女性議員の執務室の机で行ったいかがわしい行為の動画や画像を数人の職員と共有していたと伝えた。議会内の礼拝室で性行為が繰り返されていたと非難する証言も報じられている。……レイノルズ国防相の部下だった女性が同僚から2019年に執務室でレイプされたと告発。被害届を出さないよう上層部から圧力を受け、失職を懸念し黙っていたと訴えた。
 ポーター司法長官も、10代の頃のレイプ加害者として疑惑が浮上していると自ら名乗り出た。疑惑を完全否定している。

養子あっせん300人の半数超、養親が外国籍…「原則国内」反故で多数の子供が海外へ : 読売新聞オンライン

特別養子縁組をあっせんする民間団体「ベビーライフ」(東京)が昨年7月に突然事業を停止した問題で、団体が2012~18年度にあっせんした約300人のうち、半数超の養親が外国籍だったことがわかった。養子縁組のあっせんは「国内が原則」とされるが、東京都は大半の養親が国外在住とみており、多数の子供が海外に渡っていた可能性がある。……都によると、12年度からの7年間にベビーライフが手がけたあっせんの総数は307人。これまで298人としてきたが、精査の結果、9人増えた。このうち、174人の養親の国籍が外国で、内訳は米国68人、カナダ106人だった。

メルケル独首相「私の間違い」 コロナ規制を1日で撤回 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル

23日の発表は、キリスト教イースター(復活祭)の休日を2日増やし、4月1~5日の5日間は市民に自宅待機を求めたうえでほとんどの店舗を閉鎖し、3日の土曜日だけ食料品を扱う小売店の営業を認めるというものだった。
 これに対し、「直前に買いだめに走る人で店舗が混雑し感染リスクが高まる」「食料品の物流や生産現場などに混乱が起きる」といった批判が出た。メルケル氏は24日午前、急きょ州首相らと電話会談を開き、方針の撤回を決定。会談後に声明を読み上げ、「最善を尽くして練られた案だが、性急なもので短期間で実行することはできなかった」と述べ、謝罪した。

氷に乗ったまま流された少年、漁師が釣り上げ 無事救出(ロイター)

ウクライナで21日、氷の上に乗ったまま流された少年の珍しい救出劇が撮影された。
氷の上で立ちすくむ少年に向かって、漁師が釣り竿をキャスト。おもりをつかませて川岸まで引き寄せた。