2021年04月07日のニュース・クリップ

米とイランの核合意協議再開 制裁・核開発、妥結点探る:朝日新聞デジタル

核合意の履行をめぐって対立する米国とイランが6日、3年ぶりの交渉に臨んだ。……協議は核合意の履行状況を検証するEU主導の合同委員会の枠組みで、米国はオバマ政権で核合意に関わったマレー・イラン担当特使、イランはアラグチ外務次官を筆頭とする代表団をウィーンにそれぞれ派遣した。
 米・イラン双方を仲介するのは核合意に参加する英国、フランス、ドイツ、中国、ロシアとEU。米国の対イラン制裁の解除やイランによる核開発の制限をめぐり、それぞれの範囲や手順、時期などについて妥結点を探る協議を始めた。

東芝に2兆円買収提案 英ファンド、非公開化の方針―1株5000円で買い取り:時事ドットコム

投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズなどが東芝に買収を提案したことが7日、分かった。「物言う株主」との対立が続く東芝の株式を非公開化した上で、企業統治体制を抜本的に見直し、経営判断を速める狙いとみられる。買収額は2兆円を超える可能性がある。

英大学 揺らぐ求心力: 日本経済新聞

欧州連合EU)から離脱した英国で、大学の国際的な求心力が揺らぎ始めた。2021年はEU諸国からの入学申請が4割も減り、現在の手法で統計を始めてから最大の減少幅となった。……例えばオックスフォード大学では、EU出身者の授業料(生物学)が年9250ポンド(約140万円)から3万7510ポンドと4倍に跳ね上がった。英国の学生ローンも利用できなくなり、就学ビザの取得も必要になった。……英大学入学サービスによると前年比で4割減少した。フランスは28%減となり、ポーランド(72%減)など東欧も著しく減った。増えたのは歴史的な経緯から特例で優遇措置が続くアイルランドだけだ。……19年時点では、英大学で学ぶEU出身者は約15万人と全学生の6%、外国出身者の3割を占める。異文化体験の短期留学ではなく、大学院に進む人が多い。

アストラ製ワクチン、英で小児治験停止 血栓の懸念受け:AFPBB News

英オックスフォード大学(Oxford University)は6日、英製薬大手アストラゼネカ(AstraZeneca)と共同開発した新型コロナウイルスワクチンについて、子どもを対象に国内で実施中だった臨床試験(治験)を一時停止したと発表した。……同大は声明で、臨床試験に「安全上の問題は起きていない」と強調。ただ血栓発症と関連しているとの懸念があることから、英医薬品・医療製品規制庁(MHRA)からの追加データが得られるまでは試験を再開しないと説明した。

米 北京五輪ボイコットも選択肢 「同盟国と協議」 | NHKニュース

アメリ国務省のプライス報道官は6日の記者会見で、北京で来年2月に予定されている冬のオリンピックへの対応について聞かれ「世界中の同盟国や友好国との緊密な協議に基づいて決める。同盟国や友好国を結集させることで中国政府により大きな影響を与えることができる」と述べました。
そのうえで「同盟国と協議してボイコットを検討するのか」と問われると「それはまさに協議したいことだ」と述べ、同盟国とともにオリンピックをボイコットする選択肢も排除しないという考えを示しました。