2021年04月20日のニュース・クリップ

核兵器禁止条約第1回締約国会議 来年1月にウィーンで開催 | 毎日新聞

核兵器禁止条約の第1回締約国会議が、2022年1月12~14日にウィーンで開催されることが決まった。国連関係者が明らかにした。……条約は今年1月22日に発効。現在は54カ国・地域が批准している。初回の締約国会議では、条約の今後の運用の仕方などを話し合う。核拡散防止条約(NPT)で核保有が認められている米露など核保有5大国のほか、日本など「核の傘」に依存する国々も参加していない。

ヒトとサルの細胞あわせもつ「キメラ」 倫理的な懸念も:朝日新聞デジタル

中国と米国の研究チームが、世界で初めてヒトの細胞をサルの胚(はい)に注入して異種の細胞をあわせもつ「キメラ」をつくった。15日付で米科学誌「セル」(電子版)に発表した。……研究は中国・昆明理工大と米ソーク研究所などが行った。カニクイザルの受精卵を分裂が進んだ胚(胚盤胞(はいばんほう))の状態まで成長させ、ヒトのiPS細胞を注入。サルとヒトのキメラをつくり、培養皿で育てた。1日目には132の胚でヒトの細胞が確認され、10日目でも103の胚が成長を継続。19日目には三つにまで減ったが、成長した胚には、多くのヒト細胞が残ったままだったという。

CVC、東芝買収を事実上撤回 「検討中断」混迷ひとまず収束へ | 共同通信

東芝20日、英投資ファンドCVCキャピタル・パートナーズから、東芝買収に関する検討を中断するとの書面を受け取ったと発表した。買収について具体的な記載はなく、関係者によると、CVCは買収提案を事実上撤回したとみられる。……東芝によると、CVCは検討中断の理由として、株式上場を取りやめて非公開化する計画が、東芝の戦略に合致するかどうかの意思表示を待つと説明したという。

報道自由度、日本67位 菅首相「改善へ何もせず」―国際団体:時事ドットコム

国際ジャーナリスト団体「国境なき記者団(RSF)」は20日、世界180カ国・地域を対象とした報道の自由度に関する調査結果を発表した。日本は昨年の66位から順位を一つ下げ、67位だった。
 RSFは日本の状況について、記者クラブ制度が「フリーランスや外国人の記者を差別し続けている」と指摘。菅義偉首相に関しても、昨年9月の就任以来「報道の自由をめぐる環境改善のために何もしていない」と批判した。

英首相、インド訪問を中止 新型コロナ流行で | ロイター

首相官邸によると、ジョンソン首相は19日、来週予定していたインド訪問を中止した。インドで新型コロナウイルスの感染が拡大していることが理由。
首相は、英国内で新型コロナの感染が拡大した1月にもインド訪問を延期している。