2021年04月23日のニュース・クリップ

英2035年までに温室効果ガス排出量を1990年比で78%削減|TBS NEWS

イギリス政府は現在、温室効果ガスの排出量を2030年までに1990年と比べて68%削減することを目標としていて、2050年にはカーボンネットゼロを達成するとしています。
 20日に発表された新たな目標は、この線に沿って2035年までに1990年比で78%削減するというもので、これを法律に書き込むことで強制力を持たせ、気候変動対策を加速させる意図があります。

死刑執行、世界で483件 10年で最少、背景にコロナ: 日本経済新聞

国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは21日、世界の死刑に関する年次報告書を発表、2020年に18カ国・地域で少なくとも483件の死刑執行を確認したと明らかにした。前年から26%減り、過去10年で最も少なかったとしている。
減少の背景には世界的な新型コロナウイルスの感染拡大の影響による執行停止や延期、司法手続きの遅れがあると分析。20年に世界で言い渡された死刑判決は少なくとも1477件で36%減った。
執行件数が多い国は中国、イラン(246件)、エジプト(107件)、イラク(45件)、サウジアラビア(27件)。

豪、州政府の中国「一帯一路」参加協定を破棄:AFPBB News

豪政府は昨年、州政府が外国と結んだ協定が国益に反する場合、政府の権限で破棄できるとする新法を導入。……マリス・ペイン(Marise Payne)外相は21日、同法で得られた新たな権限を行使し、ビクトリア州が2018年と19年に中国と締結した一帯一路関連協定2件、同州教育省が2004年にイランと交わした了解覚書、同省が1999年にシリアと結んだ科学協力協定の計4件を破棄すると発表。

トルコ、黒海―地中海に運河着工へ 軍事均衡に影響も: 日本経済新聞

トルコは今夏にもボスポラス海峡を迂回する全長40キロ超の運河の建設を始める。……運河はアジアと欧州を分けるボスポラス海峡から欧州側に十数キロ離れた場所に開通させる。
全長45キロほどの運河は総工費750億リラ(約1兆円)とされる。……3月に建設計画を政府承認して以降、運河は国内外で議論を呼んでいる。既存のボスポラス、ダーダネルス両海峡の扱いを定めた1936年のモントルー条約に影響する可能性があるためだ。黒海の非武装化を目指したこの条約は、両海峡へのトルコの主権を幅広に認める。黒海沿岸国以外の軍艦往来をより厳しく制限し、通航の際はトルコへの事前通告などを義務付けている。

緊急事態宣言「五輪とは関係ない」 IOCバッハ会長 - 東京オリンピック:朝日新聞デジタル

国際オリンピック委員会IOC)のトーマス・バッハ会長は21日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け日本政府が東京都内などに再び緊急事態宣言を発出する方向であることについて、「ゴールデンウィークを控え、感染の拡大を防ぐために日本政府が講じる予防的措置と理解している」と述べた。その上で「五輪とは関係ない」とし、東京オリンピック(五輪)・パラリンピック開催への影響はないとの認識を示した。