2021年04月25日のニュース・クリップ

米が虐殺と認定、オスマン帝国のアルメニア人殺害 トルコ反発 | Reuters

バイデン米大統領は24日、 第1次世界大戦中に起きたオスマン帝国によるアルメニア人の大量殺害を「ジェノサイド(民族大量虐殺)」と認定した。米国の歴代政権は慎重に言葉を選んできたが、今回の歴史的な宣言は後継国家トルコとの関係を一段と冷え込ませる可能性がある。
トルコ国内では政府と野党がまれにみる団結を示し、バイデン氏の声明をそろって拒否した。

ロシア軍、クリミア撤退開始 ウクライナと緊張緩和へ:東京新聞 TOKYO Web

ロシア国防省は23日、ロシアが実効支配するウクライナ南部クリミア半島に演習を名目に増派していた部隊が撤退を始めたと明らかにした。ロシアのショイグ国防相が22日、部隊に帰還命令を出していた。ショイグ氏は、ロシア南部のウクライナ国境付近に集結している部隊にも帰還を命じている。
 ロシア軍が大規模な部隊をウクライナ周辺に配置し、3月半ばから続いていた軍事的緊張が緩和に向かう可能性がある。

EU、包括的なAI規制案 無断監視を禁止し、罰金も - ITmedia NEWS

欧州連合EU)の執行機関である欧州委員会は4月21日(現地時間)、AIの利用に関する規制案を発表した。AIに関する包括的な規制は世界で初としている。AI採用の顔認証などをEU地域で利用する際、事前審査を行うなどの規則が含まれる。違反すれば最高3000万ユーロ(約39億円)あるいは違反した企業の売上高の6%の罰金を科す。
 すべてのAIを禁止するわけではなく、AIのリスクの高さを4段階(受け入れられない、ハイリスク、限られたリスク、最小限のリスク)のカテゴリに分け、「AIシステムの大部分は最小限のリスクに分類される」としている。

NASA、火星で酸素生成 地球以外の惑星で初:AFPBB News

米航空宇宙局(NASA)は21日、火星探査車「パーシビアランス(Perseverance)」に搭載した装置で、地球以外の惑星で初めて大気中の二酸化炭素から酸素を生成することに成功したと発表した。……使用された火星酸素現地資源利用実験装置(MOXIE)は、自動車のバッテリーほどの大きさの金色の箱で、パーシビアランスの右前方内側に搭載されている。……MOXIEは1回目の運転で二酸化炭素分子を酸素と一酸化炭素に分解し、酸素5グラムを生成した。これは、通常の活動をする宇宙飛行士1人が約10分間で呼吸する量に相当する。1時間当たり最大10グラムの酸素を生成可能で、実験を重ねて生成量を増やしていくという。
 米マサチューセッツ工科大学(MIT)で設計されたMOXIEは、動作に必要な800度の高温に耐えられるよう、ニッケル合金などの耐熱材料でできている。

建築家・安藤忠雄氏に勲章 仏大使館:時事ドットコム

在日フランス大使館は23日、建築家の安藤忠雄氏にレジオン・ドヌール勲章コマンドゥール(3等)を授与したと発表した。……安藤氏は「建築界のノーベル賞」と呼ばれるプリツカー賞を1995年に受賞している。