2021年04月30日のニュース・クリップ

米GDP回復、「モノの消費」24%増 現金給付で特需: 日本経済新聞

1~3月の米実質国内総生産GDP)は前期比で6.4%(年率)成長した。けん引役は急回復した個人消費(10.7%増)で、政府の現金給付や経済再開が特需の様相を呈し、買い物や住宅購入が急増した。……個人消費の成長率は15~19年の平均の約4倍に達する。なかでもモノの消費は23.6%増と際立つ。1月にトランプ前政権下での現金給付があったほか、3月にはバイデン政権の経済対策が成立し、新たな現金給付が始まった。中古車など耐久財への需要が急速に回復している。

米、アフガンから撤収開始 NATOも足並み:時事ドットコム

米軍当局者は29日、アフガニスタン駐留米軍が撤収を始めたと明らかにした。北大西洋条約機構NATO)も足並みをそろえ、駐留部隊の撤収を開始。米同時テロから20年の節目を迎える9月11日までに完全撤収する方針だ。

イラン外相の内部記録用音声 体制に批判的なメディアに流出 | NHKニュース

イラン外務省によりますと、流出したのはザリーフ外相が政府内部の記録用として長時間にわたって外交方針などについて話した音声で、イギリスに拠点を置く、イランの体制に批判的なメディア「イラン・インターナショナル」は25日、このうちおよそ3時間分を音声SNS「クラブハウス」で配信しました。
この中でザリーフ外相は、去年1月に隣国イラクアメリカ軍に殺害された革命防衛隊のソレイマニ司令官をめぐり「軍事的な活動のために私が外交を展開することはあったが、司令官に対し外交のためになる活動を求めることはできなかった。外交が軍事的な活動の犠牲になっている」と述べ、政策決定において革命防衛隊の活動が優先されてきたという見方を示しました。

ロシア、スロバキアとリトアニアなど4カ国の外交官追放 | ロイター

ロシアは28日、スロバキアリトアニアラトビアエストニアからの7人の外交官の追放を命じた。チェコが、死亡者が出た2014年の弾薬庫爆発事件を巡り、ロシアの外交官を追放したことへの報復措置。ロシアは4カ国がチェコに「偽物の団結」を示したと非難した。
ロシアとチェコが冷戦終結後で最大の緊張関係にあり、ほかの国々を巻き込んでいる。

日本向けは計5230万回分 EUがワクチンの輸出許可:朝日新聞デジタル

欧州連合EU)は29日、域内からのワクチン輸出について、今年1月末からの3カ月間で1億4800万回分の輸出許可を出し、うち日本向けが計5230万回分だったと明らかにした。
 EUの行政を担う欧州委員会が記者会見で説明した。EUは、域内各国が契約通りの供給を確保できるようワクチン輸出を許可制にして管理しており、4月27日までに44カ国・地域向けに779件の輸出を許可したという。日本のほかに量が多いのは英国の1730万回分、カナダの1420万回分、メキシコ970万回分、サウジアラビア620万回分など。