2021年05月09日のニュース・クリップ
▼EU、ファイザー製18億回分契約 新型コロナワクチン: 日本経済新聞
欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は8日、欧州委員会が米ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスのワクチンを18億回分契約したことを明らかにした。2023年までの3年間に供給を受ける。単純計算でEU市民が約4回接種できる量を確保した。
▼WHO 中国シノファーム製ワクチンの緊急使用を承認|TBS NEWS
WHOは7日、中国のシノファームが製造するワクチンについて、安全性を確認、有効性は79%と推定されるとして、緊急使用を承認したと明らかにしました。……これまでWHOは、欧米のファイザー、アストラゼネカ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、モデルナのワクチンの緊急使用を承認していて、欧米以外で開発されたワクチンの承認は今回、初めてとなります。
▼エルサレムのモスクで衝突 パレスチナ人200人超けが:朝日新聞デジタル
エルサレム旧市街にあるイスラム教の聖地「アルアクサ・モスク」などで7日夜、イスラエル治安当局とパレスチナ人が衝突し、少なくとも205人のパレスチナ人がけがをした。……7日はラマダン(断食月)最後の金曜日で、地元紙によると約7万人のパレスチナ人がアルアクサ・モスクを訪れた。一部の参加者がイスラエル警察に石などを投げた後、緊張が高まった。イスラエル警察は、閃光(せんこう)弾やゴム弾を用いてパレスチナ人を威嚇した。パレスチナ赤新月社(赤十字に相当)によると、少なくとも205人が負傷し、88人が入院した。警官17人もけがをしたという。
緊張の高まりは、イスラエルとパレスチナが領有権を争う東エルサレムでユダヤ人入植者がパレスチナ人の住人に立ち退きを迫っているためだ。イスラエルで裁判が係争中で、エルサレムではイスラエル側への抗議活動が連日続いている。
▼ロシア 対独戦勝祝う旗が「旭日旗」に酷似で回収|テレ朝news
ロシアのウラジオストクで、広場に掲げられたナチスドイツへの戦勝記念日を祝う旗が、旧日本軍の旭日旗に似ているという抗議が市民から殺到しました。
この事態を受けてウラジオストク市は7日、30本の旗すべてを回収し、違うデザインのものに取り換えると発表しました。
▼アメリカ アジア系住民へのヘイトクライム 去年の2.6倍に | NHKニュース
カリフォルニア州立大学サンバーナーディーノ校の「憎悪・過激主義研究センター」が全米の16都市を対象に行った調査では、アジア系をねらったヘイトクライムとみられる事件が、ことし1月から3月までの3か月間に95件と、去年の同じ時期の36件に比べおよそ2.6倍に増えています。
このうちニューヨークではおよそ3.2倍、サンフランシスコでは2.4倍と特に増えているということです。