2021年05月15日のニュース・クリップ
▼WHO「政治指導力の欠如」指摘 感染症対策で首脳理事会新設を ｜ 共同通信
新型コロナウイルスへの対応を検証した世界保健機関（WHO）の独立委員会は12日、最終報告を公表し、感染拡大を防げなかったのは国際機関や先進国などの「国際的な政治指導力が欠如していた」ためだと指摘。次のパンデミック（世界的大流行）に備えるため、大規模資金を拠出できる首脳級理事会の新設や、枠組み条約の制定など、新たな国際制度の確立を提言した。
9月からの次期国連総会で政治宣言を採択し、各国首脳が世界規模で危機対応に当たる「保健脅威理事会」を設立、緊急時に最大1千億ドル（約11兆円）を拠出できる新たな資金機構の管理を担わせることを求めた。
▼自衛隊と米仏豪が共同訓練 メディアに公開｜日テレNEWS24
自衛隊とアメリカ、フランス、オーストラリアの各国軍による共同訓練が行われ、１５日にメディアに公開されました。……ヨーロッパ各国は今年相次いで東アジアへの艦艇派遣を決めています。さらにフランス軍が日本国内での陸上演習に参加するのは初めてで、一連の防衛協力は中国への抑止力を強める狙いもうかがえます。
▼米、マサチューセッツ沖の洋上風力発電計画承認 初の主要プロジェクト | Reuters
バイデン米政権は１１日、マサチューセッツ州沖合で進められている国内初の主要な洋上風力発電プロジェクトを承認すると発表した。
建設が完了すれば、ニューイングランド地方の約４０万世帯に電力が供給されるほか、３６００人の雇用が創出される見通し。……同プロジェクトは、米アバングリッドとデンマークのコペンハーゲン・インフラストラクチャー・パートナーズの合弁事業ヴィンヤード・ウインドが手掛ける。
▼４５年に温室ガス実質ゼロ ５年前倒し、閣議決定―独：時事ドットコム
ドイツ政府は１２日、温室効果ガスの排出量を、２０４５年までに吸収分と差し引きで実質ゼロとする改正気候保護法案を閣議決定した。従来目標から５年前倒しする。今後、議会での承認を経て成立する。
３０年の排出量削減目標も、従来の１９９０年比５５％減から６５％減に引き上げ。エネルギーや製造業、交通など、個別セクターの３０年までの削減目標も年ごとに明記した。
サッカーの欧州チャンピオンズリーグ（ＣＬ）で、マンチェスター・シティーとチェルシーのイングランド勢同士が対戦する２９日の決勝の開催地が、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりイスタンブールからポルトガルのポルトに変更された。１３日に欧州サッカー連盟（ＵＥＦＡ）が発表した。両クラブともファン向けに６０００枚ずつチケットを販売する。
英政府は３段階の渡航制限で最も厳しい「レッドリスト」にトルコを指定しているため、英国のファンは原則渡航できず、選手は帰国後に自主隔離する必要がある。英メディアはロンドンのウェンブリー競技場で代替開催される可能性を報じていたが、大会関係者が入国時に自主隔離を求められるため、ＵＥＦＡは断念した。
