2021年05月28日のニュース・クリップ

ロシア、欧州便のルート変更拒否 ベラルーシ記者拘束問題:AFPBB News

ベラルーシの反体制派ジャーナリスト、ロマン・プロタセビッチ(Roman Protasevich)氏(26)が乗った航空機が首都ミンスク緊急着陸し、同氏が逮捕された問題で、欧州航空各社は、ベラルーシ領空を迂回(うかい)するルート変更をロシア側に拒否されたと明かした。……欧州連合EU)諸国は、プロタセビッチ氏の身柄拘束を受け、ベラルーシ航空各社による域内上空の飛行を禁止。EUは加盟各国の航空会社にベラルーシ領空を飛行しないよう要請している。
 オーストリア航空(Austrian Airlines)は27日、ロシア当局がベラルーシ領空を迂回するルート変更を承認しなかったため、ウィーン─モスクワ間のフライトを取りやめたと発表。仏航空大手エールフランスAir France)のパリ発モスクワ行きの便も26日、同様の理由でキャンセルとなった。

ソ連、1972年2島決着目指す 対日平和条約案判明 | 共同通信

ソ連が中国との対立激化を背景に1972年、日本との関係改善に向け、56年の日ソ共同宣言に基づく歯舞群島色丹島の2島引き渡しで北方領土問題の最終解決を目指して作成した平和条約案などの極秘文書が23日判明した。……日本は4島返還の要求を崩さず、日ソは接点を見いだせなかった。
 共同通信ソ連の最高意思決定機関だった共産党政治局が72年8月3日、対日関係改善を協議した際につくられた一連の極秘文書(機密解除済み)を入手した。

仏 マクロン大統領 ルワンダの民族虐殺における責任認める | NHKニュース

アフリカ東部のルワンダで80万人が犠牲になった民族虐殺をめぐり、フランスのマクロン大統領は、当時、虐殺が起きるおそれを警告されながら耳を貸さなかったとして、部隊を駐留させていたフランスの責任を認めました。……ルワンダで27年前の1994年に起きた民族虐殺では、多数派のフツの民兵組織が主体となって、少数派のツチの人たちなどを虐殺し、3か月の間に80万人以上が犠牲になりました。
当時、フランスは部隊を駐留させるなど、フツ中心の政権と関係が深く、マクロン大統領の要請で調査を行った専門家の委員会はことし3月、フランスは虐殺には加担していないものの、重い責任があると結論づける報告書をまとめました。

藻類のたんぱく質で視力回復、光遺伝学を応用=フランスの研究 - BBCニュース

フランスで行われた研究で、藻類に含まれる光を感知するたんぱく質により、完全に目の見えない人が視力を取り戻した。
医学誌「Nature Medicine」に発表されたこの研究では、光遺伝学と呼ばれる手法を用い、藻類のたんぱく質を使って目の後ろ側にある視細胞を制御した。……網膜色素変性症は、全世界に200万人以上の患者がいる。完全に失明することはまれだが、この男性は過去20年にわたって視覚を失っていた。
この患者が受けた治療に使われた光遺伝学は、神経科学の基礎として長い間研究されてきたものの、医療分野での応用は新しい試みだという。

レアル・マドリード、ジダン監督の退任を正式発表「決定を尊重し、感謝するとき」 | サッカーキング

レアル・マドリードは27日、ジネディーヌ・ジダン監督の退任を発表した。……現在48歳のジダン監督は、2016年1月から2018年5月にかけてレアル・マドリードで指揮を取り、2016-17シーズンのリーガ・エスパニョーラ制覇や史上初のチャンピオンズリーグ3連覇に導いた。約1年後の2019年3月にレアル・マドリードの指揮官に復帰し、昨季は3シーズンぶりのリーグ制覇に導いたが、今季は11年ぶりの無冠で終わっていた。
 最初の任期では公式戦149試合で105勝28分け16敗。第2期では公式戦114試合で69勝25分け20敗の成績を残した。