2021年05月30日のニュース・クリップ

国際課税強化、7月G20合意へ 対象企業、利益率15%超を軸:東京新聞 TOKYO Web

日米欧の先進国に新興国を加えた20カ国・地域(G20)が、巨大IT企業などの税逃れを防ぐ国際的な法人税改革で検討している有力案が29日判明した。次回7月会合で大筋合意する方向で調整。経済のデジタル化に伴う課税強化の対象として売上高が大きく、利益の割合(利益率)が15%超の多国籍企業を軸に検討している。……低税率国での過度な節税を防ぐため、各国共通で全企業対象の15%程度の最低税率も創設する方向だ。

「沖縄のジュゴン絶滅」論文投稿 防衛省有識者会議の委員ら:東京新聞 TOKYO Web

沖縄県名護市辺野古の米軍基地建設で環境対策を助言する防衛省有識者会議の一部の委員らが、沖縄のジュゴンが「2019年に絶滅した」と記した論文を英科学誌に投稿したことが27日、分かった。……論文は国内研究者5人のグループが投稿した。筆頭著者の茅根創・東京大教授ら3人は、防衛省沖縄防衛局が設置し、環境保全策の科学的助言をする環境監視等委員会の委員を務める。

史上唯一「米本土爆撃を敢行した日本軍人」、貴重な手記公開|NEWSポストセブン

今年2021年は真珠湾攻撃から80年という節目を迎える。真珠湾攻撃は米国において、「リメンバー・パールハーバー」という言葉に象徴される負の歴史として記憶されているが、その一方で戦後、敵ながら米国でその奮戦ぶりが讃えられた日本軍人がいる。
 その男、藤田信雄中尉は、帝国海軍のイ二五潜水艦から水上偵察機を飛ばし、米国本土に対して航空機による爆撃を実施した。現在にいたる米国の歴史の中で、ただ一度の本土空襲だった。その戦果は戦後、米国で広く知られるようになり、レーガン大統領からホワイトハウスに掲揚された星条旗を贈られる栄誉に授かった。
 藤田中尉の足跡は謎に包まれていたが、このたび彼が残した膨大な手記が発掘され、『わが米本土爆撃』(毎日ワンズ刊)として刊行された。

世界の牛肉価格が高騰、ステーキ好きの国では消費者悲鳴 | ロイター

国連食糧農業機関(FAO)によると、牛肉価格の上昇が一因となり、世界の食品価格は2014年以来で最も高騰。……中国への牛肉供給量でブラジルに次ぎ世界第2位のアルゼンチンは17日、インフレを抑えるため1カ月間の牛肉輸出停止に踏み切った。……中国税関総署のデータによると、中国は1―4月にアルゼンチンから牛肉17万8482トンを輸入した。前年同期は15万2776トンだった。……中国は2018年からアフリカ豚熱(ASF)により大量の豚が死亡して以来、食肉の輸入を増やした。最近では、牛肉輸入量が3番目に多かったオーストラリアとの関係が悪化して同国からの輸入を一部停止し、その他の供給国への依存度が高まった。
米農務省によると、米国から中国への牛肉輸出は3月に1万4552トンと、月間の過去最高を記録した。これは2019年全体を大幅に上回る量だ。

チェルシー、9季ぶり2度目制覇 マンCを下す―サッカー欧州CL:時事ドットコム

サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は29日、ポルトガルポルトで決勝が行われ、チェルシーマンチェスター・シティーとのイングランド勢対決を1―0で制し、9季ぶり2度目の優勝を果たした。初めて決勝に進んだマンCはイングランド・プレミアリーグ、同リーグ杯との3冠はならなかった。