2021年01月04日のニュース・クリップ

次回の英総選挙、ジョンソン首相が選挙区で敗北の可能性=調査 | ロイター

英紙サンデー・タイムズが公表した世論調査によると、2024年までに予定されている英国の総選挙では、ジョンソン首相が自身の選挙区で敗北する可能性がある。また、与党保守党と最大野党・労働党の双方とも過半数を上回る議席は確保できない見通し。
今回の調査はフォーカルデータが12月の4週間、2万2000人以上を対象に実施した。……調査結果によると、保守党は81議席を失い、284議席となる見通し。また、労働党は282議席を確保する見通し。
スコットランド国民党は、スコットランドの59議席中57議席確保する見通しで、次期政権発足でカギとなる。

フランス、ワクチン接種わずか 「役所仕事」に批判―新型コロナ:時事ドットコム

欧州連合(EU)での新型コロナウイルスワクチン接種本格開始から、3日で1週間を迎えた。地元メディアによれば、ドイツで1回目の接種を受けた人は昨年12月末時点で13万人に上るのに対し、フランスでは今月2日時点でわずか約430人にとどまる。野党は「お役所仕事」が遅延の原因だと追及し、マクロン政権への批判を強めている。

CNN.co.jp : 火星への有人探査、酸素はどう確保? 火星の塩水湖を使う新提案も

火星への有人探査は完了まで5年かかる可能性があり、ミッションの維持に十分な酸素や燃料を宇宙船に積んで運ぶことは現時点で不可能だ。
2030年代に火星有人探査の実現を目指す米航空宇宙局(NASA)は、この問題に火星の現地で酸素を調達する方法で挑もうとしている。火星の大気は96%が二酸化炭素。酸素の割合は0.13%と、地球上の21%よりはるかに小さい。そこで火星の二酸化炭素から酸素を生成しようと「MOXIE」と呼ばれる装置の開発を進めている。
一方、今回ワシントン大学のビジェイ・ラマニ教授らが提案したのはそれとは異なり、塩水の電気分解により酸素を生成する方法だ。ラマニ氏はこれをMOXIEを補完するシステムと位置付ける。

ホテルオークラ、ウラジオストクでホテル開業: 日本経済新聞

ホテルオークラは2021年下半期に、ロシア極東部のウラジオストクでホテルを開業する。同社によると日系企業がロシアでホテルを開業するのは今回が初めてになるという。……開業するのは「ホテルオークラ ウラジオストク」。このほどロシアの現地企業とホテル運営に関する契約を締結した。客室はスイートルーム31室を含む221室で、標準客室面積は約40平方メートル。日本料理のレストランやフィットネスジム、屋内プール、大浴場などを併設する。……日本からウラジオストクを含むロシアの沿海地方への渡航者は、19年に前年比1.7倍の約3万5000人に増えていた。

旧グッゲンハイム邸、実は別人宅 半世紀以上取り違え:朝日新聞デジタル

海と山に挟まれた神戸市垂水区塩屋町のランドマークである旧グッゲンハイム邸は、著名ミュージシャンのライブやイベントの会場などとして親しまれる。2階建てのコロニアル様式で、明治・大正期に塩屋に滞在したドイツ系アメリカ人貿易商ジェイコブ・グッゲンハイム氏の邸宅だったと考えられてきた。
 だが昨年6月、北隣にある「旧ライオンス邸(旧竹内邸)」に解体・改修の可能性があると知った日本建築学会近畿支部が保存要望書の提出に向けて調査する過程で、旧グッゲンハイム邸の土地台帳にグッゲンハイム氏の名前がないことが判明。旧グッゲンハイム邸はトルコ出身のユダヤ人、ジェイコブ・ライオンス氏の邸宅として1908年ごろ建てられたもので、グッゲンハイム氏が住んだのは同時期に竣工(しゅんこう)した旧ライオンス邸の方だったとわかった。