2021年01月06日のニュース・クリップ

WHO調査団、中国に入れず 事務局長は「大変失望」:朝日新聞デジタル

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は5日記者会見し、新型コロナウイルスの起源を調べるため中国に派遣した調査団が入国できないでいると明らかにした。必要な許可が得られないといい、事務局長は「大変失望している」と中国側の対応を批判した。……すでに出発した2人のうち、1人は引き返して帰国中、もう1人は乗り継ぎ地で待機しているという。他の参加者は出発を見合わせた。

接種ワクチンは半量ずつ?米英、あの手この手で迅速化目指す|TBS NEWS

すでに2種類のワクチンの緊急使用が許可されているアメリカですが、昨年末までに2000万人の接種が目標だったのに対し、1回目を受けられたのは、4日までで456万人あまり。
 トランプ政権のワクチン供給計画の顧問は、接種が始まったワクチンのうちモデルナ製については、18歳から55歳には半分の量だけ投与する案を検討していることを明らかにしました。……イギリス政府は、接種が始まっている2種類のワクチンについていずれも2回目の接種を遅らせて、なるべく多くの人に早く1回目を受けさせることで死亡や重症化率を下げる方針です。
 ただ、ワクチンを開発したファイザー社側はこう警告しました。
 「間隔を3週間以上空けて接種した場合の安全性と効果を示すデータがない」(ファイザー社など声明)

南アフリカの変異ウイルス、英科学者がワクチンの有効性に懸念 | ニューズウィーク日本版

南アフリカで見つかった新型コロナウイルス変異種について、英科学者はワクチンが効くと完全に確信しているわけでないと、英ITVのロバート・ペストン政治部編集長が4日、匿名の英政府アドバイザーの発言を引用して述べた。……ペストン編集長は「政府の科学アドバイザーの一人によると、ハンコック氏が南アフリカの変異ウイルスを非常に懸念するのは、ワクチンが英国で見つかった変異ウイルスと同様に有効か科学者らが確信がないからだ」と述べた。

ロシア伝統週刊誌が発行停止 部数減響く 創刊は帝政時代 120年の歴史に幕 - 産経ニュース

帝政ロシア時代の1899年に創刊されたロシアの総合週刊誌「アガニョーク」は5日までに、昨年12月21日発行の号をもって紙での発行を停止すると発表した。……同誌を所有する露大手新聞社「コメルサント」のジロンキン社長は「オンライン版は発行を続ける」としている。……同誌は日露戦争第二次世界大戦期も発行を継続。タス通信によると、言論の自由が花開いた1980年代のペレストロイカ(再建)期には部数が300万部に達したが、徐々に経営不振に陥った。2009年にコメルサントに買収され、最近は5万部台まで発行部数が落ち込んでいた。

タニア・ロバーツさん死去 米女優、元ボンドガール:時事ドットコム

タニア・ロバーツさん(米女優)4日夜、尿路感染症のためロサンゼルスの病院で死去、65歳。……1980年代にテレビドラマ「チャーリーズ・エンジェル」シリーズに出演。主人公ジェームズ・ボンドが活躍するスパイ映画「007」シリーズの「美しき獲物たち」(85年)でボンドガールを演じたことで知られる。……広報担当者は先に、今月3日に死去したと誤って発表した。