2021年02月06日のニュース・クリップ

▼ナワリヌイ氏、実刑に　緊張激化の恐れ―ロシア：時事ドットコム

ロシアの首都モスクワの裁判所は２日、反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏が過去に受けた禁錮３年６月の執行猶予付き有罪判決について、実刑への切り替えが妥当との判断を下した。……収監期間は過去の自宅軟禁期間が除かれ、２年８カ月前後となる。弁護人は上訴する方針を示した。……昨年８月にロシア国内で毒殺未遂に遭い、今年１月に療養先のドイツから帰国したナワリヌイ氏は執行猶予期間中の出頭義務を怠ったとして当局に拘束された。……ナワリヌイ氏は２０１４年に化粧品販売会社をめぐる詐欺事件で禁錮３年６月の執行猶予付き判決を受けた。ナワリヌイ氏は「事件はでっち上げだ」と主張。欧州人権裁判所も１７年に判決は「不合理」と判断した。

▼ダイムラーが「メルセデス・ベンツ」に社名変更へ…トラック部門を分離 : 読売新聞オンライン

独自動車大手ダイムラーは３日、商用車部門の「ダイムラー・トラック」を分離して上場させた上で、乗用車部門の「メルセデス・ベンツ」を後継会社とすると発表した。ダイムラーの社名はメルセデス・ベンツになる。……ダイムラーは現在、乗用車のメルセデス・ベンツ、商用車のダイムラー・トラック、金融・サービスのダイムラー・モビリティーの３社を傘下に収める。このうちダイムラー・トラックを分離して２０２１年末までに上場させ、株式の大部分は既存のダイムラー株主に割り当てる。
　モビリティーの人員などは２分割し、「メルセデス・ベンツ」と「トラック」にそれぞれ配置する。

▼トヨタやスバル、米環境規制めぐる訴訟から撤退: 日本経済新聞

トヨタ自動車やSUBARU（スバル）など複数の自動車メーカーは2日、米国の環境規制を巡るトランプ前政権とカリフォルニア州などとの訴訟から離脱すると表明した。……訴訟から撤退するメーカーは他に、三菱自動車や韓国の現代自動車、欧州ステランティスなど。各社は米業界団体を通じて共同声明を発表し、「訴訟から撤退し、排出ガスの削減を進めるバイデン政権に協力する」とコメントした。

▼トヨタ21年世界生産、過去最高920万台　コロナ前上回る: 日本経済新聞

トヨタ自動車が2021年1～12月の世界生産で前年実績比17%増の約920万台を計画していることが3日、わかった。新型コロナウイルス禍前の19年実績を約2%上回り、過去最高の世界生産計画となる。……2月初旬までにトヨタが主要部品大手に生産計画を示した。中国で8年連続で過去最高の台数を販売した勢いや北米・国内での堅調な需要回復を反映した。2月中に21年の年間生産計画を公表する見通しだ。

▼硫黄島の遺骨、奇跡の身元判明　戦没者２人、ＤＮＡ鑑定で初：中日新聞Web

太平洋戦争の激戦地だった硫黄島（東京都小笠原村）で収容された日本兵の遺骨二柱の身元がＤＮＡ型鑑定で判明した。厚生労働省は二〇〇三年から戦没者の遺骨のＤＮＡ型鑑定を実施しているが、硫黄島の戦没者の身元判明は初めてという。……厚労省は〇三年から、軍服など名前がある遺品の近くで見つかった遺骨や埋葬記録のある遺骨に限り、ＤＮＡ型鑑定を実施してきた。