2021年03月10日のニュース・クリップ

世界経済は21年に急回復へ、米国が主導-OECDが予想上方修正 - Bloomberg

OECDは21年の世界成長率見通しを5.6%と従来の4.2%から上方修正。米国は6.5%と前回予想から2倍以上に引き上げた。OECDのモデルは米経済対策が導入後最初の1年間で米生産を平均で3-4%程度押し上げることを示唆したという。……米国の21年成長率が中国の7.8%へと近づく一方、ユーロ圏は3.9%にとどまると予想した。日本は2.7%見通しとしている。

車体生産マグナ、ソニーも頼る: 日本経済新聞

米アップルが電気自動車(EV)参入を検討し、車業界で開発や生産を分担する「水平分業」の機運が高まる。注目されるのが車の開発・生産受託の世界大手でソニーのEVも試作するマグナ・シュタイヤー(オーストリア)。……マグナ・シュタイヤーはこれまでに10社、30モデル、累計370万台の車を生産した。独メルセデス・ベンツの高級多目的スポーツ車SUV)「Gクラス」、独BMWのセダン「5シリーズ」、トヨタ自動車スポーツ車「GRスープラ」などだ。
他にもソニーのコンセプトEV「VISION-S(ビジョンS)」の製造を受託した。最近は一部報道で、アップルが参入を検討するEVの提携先の候補として取り沙汰された。

米の極右に利用された「カエル」 実像取り戻す闘いを追った映画 | 毎日新聞

漫画の主人公、カエルの「ペペ」がトランプ前大統領の支持者らに利用される実情を追った米国のドキュメンタリー映画「フィールズ・グッド・マン」が12日から日本で公開される。……ペペは元々、米西部ロサンゼルスの漫画家、マット・フューリー氏の作品「ボーイズ・クラブ」に登場する緩くてお気楽なキャラだった。だが2010年ごろから「気持ちいいぜ」という意味のペペのセリフ「フィールズ・グッド・マン(Feels good man)」がインターネット上で流行してからミーム(笑いを誘う画像)と化し、暴走を始める。……15年6月、トランプ氏が大統領選出馬を表明すると、似たような髪形をしたペペの投稿が相次ぐ。……ペペの拡散は政治に無関心な層も巻き込み、トランプ氏の当選に一役買ったといわれている。
 映画はこうした経緯や、ペペの本来のイメージを取り戻そうとするフューリー氏の闘いをアニメも交えて描き、20年の米サンダンス映画祭で審査員特別賞新人賞を受賞した。

英王室、人種差別の非難「深刻に受け止める」 メガン妃の発言受け - BBCニュース

英王室は9日、サセックス公爵夫人メガン妃が王室関係者から人種差別的な扱いを受けたと米テレビ番組で発言した問題について、内容は「懸念される」もので、王室として「深刻に受け止めている」とコメントした。……ハリー王子とメガン妃は米CBSが7日にアメリカで放送した2時間の特別番組で、著名司会者オプラ・ウィンフリーさんのインタビューを受けた。……米CBSが7日夜に放送したインタビューは、イギリスではITVが8日夜に放送した。平均視聴者数は1110万人に上った。

五輪、海外客の受け入れ断念 スポンサー枠は観戦検討―政府:時事ドットコム

政府は、今夏の東京五輪パラリンピックについて、海外からの一般観客の受け入れを断念する方針を固めた。大会組織委員会国際オリンピック委員会(IOC)などとの5者会談で確認の上、福島県聖火リレーが始まる25日までに正式決定される見通し。……一方、関係者によると、IOCはスポンサー関連招待客の入国と観戦を要請している。……国内の観客については、規模を含め調整を続ける。