2021年03月13日のニュース・クリップ

米ミサイル日本配備なら「対抗措置」、ロシア外務省高官: 日本経済新聞

ロシア外務省のザハロワ情報局長は12日の定例記者会見で、米国が日本に中距離ミサイルを配備すれば、ロシアは対抗措置を取ると警告した。……米国は中国に対する抑止力を高めるため、インド太平洋地域での軍事力の強化を検討している。ザハロワ氏は日米が近くミサイル配備について協議するとの報道に言及し、配備が安全保障を脅かし、新たな軍拡競争を引き起こすなどと非難した。

差別撤廃条約、批准に動き: 日本経済新聞

国際労働機関(ILO)が採択する「雇用・職業についての差別待遇に関する条約(111号条約)」を巡り、国会などが批准に向けて動き始めた。海外でのビジネスにも直結し、経済界からも要望が出る。……111号条約は人種、性、宗教、政治的見解などによって雇用などが差別されないことを定める。ILOの「8つの基本条約」の1つで、ILO加盟187カ国のうち175カ国、94%が批准する。

米 黒人男性死亡事件 男性遺族に29億円余支払うことで和解 | NHKニュース

アメリカ中西部ミネソタ州ミネアポリス市で去年5月、黒人のジョージ・フロイドさんが白人の警察官に首をおよそ9分間、ひざで押さえつけられて死亡した事件では、フロイドさんの遺族が警察を管轄する市などに損害賠償を求めています。
こうした中、ミネアポリス市は12日、遺族に2700万ドル、日本円で29億円余りを支払うことで和解したと発表しました。……今回の事件では、フロイドさんの首を押さえつけた元警察官が殺人などの罪に問われていて、刑事裁判が続いています。

フランス教師斬首事件、殺害招いたうそに怒り広がる:AFPBB News

フランスで昨年発生した教師サミュエル・パティ(Samuel Paty)さんの斬首事件で、遺族の代理人は9日、うそがソーシャルメディアで拡散し、パティさんの殺害を招いたことへの怒りをあらわにした。……事件に先立ち、実際にはパティさんの授業に出席していなかった女子生徒(13)が、パティさんが風刺画を見せる間、イスラム教徒の生徒らに教室外への退出を求めたと証言。女子生徒は後に、これがうそだったことを警察に認めた。
 女子生徒の父親はこの虚偽証言に基づき、複数の扇動的な動画をフェイスブックFacebook)に投稿。父親は事件に絡んで予審対象となっている。
 女子生徒は、自分は他の生徒らの代弁者なのだという思い込みや、父親にいいところを見せたいという気持ちがあったと語っている。

東京五輪ボランティアのコロナ対策どうする - WSJ

東京オリンピックパラリンピック大会組織委員会の広報担当者によると、7月23日に1年遅れで開幕する予定の東京大会には約8万人のボランティアが参加する。しかし主催者は、新型コロナウイルス流行中にボランティアを安全に職務に組み込む方法について、ほとんど何も説明していない。