2021年04月16日のニュース・クリップ

米、対ロシア追加金融制裁 外交官10人追放も: 日本経済新聞

ホワイトハウスは15日、ロシアが米政府機関へのサイバー攻撃や2020年の米大統領選での工作活動に関わったとして、新たな制裁措置を発表した。米金融機関によるロシア債券の取引制限を拡大し、駐米外交官10人に国外追放を命じた。……ホワイトハウスは15日の声明で「ロシアと安定的かつ予見可能な関係を望んでいる」としつつも「我々は国益を守り、我々に害を与えるロシア政府の行動を罰する」と強調した。新たな制裁措置はサイバー攻撃米大統領選での工作活動に加え、ロシアによるウクライナクリミア半島の併合も発動の理由にあげた。

フランス、性交同意年齢を15歳に設定 法相「歴史的」:AFPBB News

フランスの国民議会(下院)は15日、性交同意年齢を15歳とする法案を全会一致で可決し、同法が成立した。エリック・デュポンモレティ(Eric Dupond-Moretti)法相は、伝統的に性に寛容な同国において「歴史的」な一歩だと述べた。……新法は15歳未満との性行為について、両者の年齢差がわずかでない限りレイプとみなし、20年以下の禁錮刑を科すもの。近親相姦(そうかん)の場合、同意年齢は18歳とされる。
 同意年齢の設定によって、フランスも多くの欧米諸国と足並みをそろえることになった。

国連、処理水放出に「深い憂慮」 福島原発で特別報告者:東京新聞 TOKYO Web

国連のボイド特別報告者(人権と環境担当)らは15日、日本政府による東京電力福島第1原発処理水の海洋放出決定に「深い憂慮」を表明した。
 ボイド氏らは「汚染された水が海洋に放出されることで、日本国内外の人々の人権を無視できない危険にさらすことになる」と批判。「海洋放出以外の選択肢もあると専門家は指摘しており、今回の決定には失望させられた」としている。

アストラゼネカ社ワクチン 使用中止の会見中に担当者が倒れる|TBS NEWS

これは14日、デンマークの保健当局が開いた会見の様子です。保健当局のトップの男性がアストラゼネカ社の新型コロナワクチンについて使用中止を発表していた、その時、横で聞いていた医薬品庁局長の女性が突然、倒れました。
 男性は、驚いた仕草を見せつつも、女性の足を上げ、素早い応急処置を施します。その甲斐あってか、女性は、その後、自らの足で部屋を後にし、万全を期すため病院で検査を受けたということです。

世界記憶遺産、登録の異議申し立てが可能に ユネスコ | 毎日新聞

国連教育科学文化機関(ユネスコ)の執行委員会は15日、「世界の記憶」(世界記憶遺産)の審査で、関係国間で見解が異なる資料の申請を念頭に、加盟国による異議申し立てを認め、関係国が期限を設けずに対話を続けるとする制度改革案を承認した。日中で犠牲者数などに論争がある「南京大虐殺」に関する資料が2015年に登録されたことを機に、日本政府が「政治利用されている」と訴えるなど改革を求める声が高まっていた。