2021年04月17日のニュース・クリップ

日米共同声明、台湾問題「平和的解決促す」と明記…ウイグル人権抑圧「深刻な懸念共有」 : 読売新聞オンライン

米国訪問中の菅首相は16日午後(日本時間17日未明)、バイデン大統領とホワイトハウスで首脳会談を行った。両首脳は中国が軍事的圧力を強める台湾海峡の平和と安定を重視し、日米同盟の強化を急ぐ方針を確認した。会談後、両政府は合意事項を盛り込んだ共同声明を発表した。……共同声明では台湾について、「日米両国は台湾海峡の平和と安定の重要性を強調するとともに、両岸問題の平和的解決を促す」と明記した。日米首脳間の共同文書に台湾問題が書き込まれるのは1969年の佐藤栄作首相とニクソン大統領との会談以来で、日米両国が70年代に中国と国交正常化し、台湾と断交して以降は初めてとなる。

菅首相、五輪の質問をスルー 「打ち勝った証し」使わず:朝日新聞デジタル

バイデン米大統領との共同記者会見では、米メディアが菅義偉首相に東京五輪開催について、新型コロナウイルスのワクチン接種が進んでいないことを念頭に「公衆衛生の観点から日本は五輪の準備ができていない段階で進めるのは無責任ではないか」と質問した。
 だが、菅首相はこれには直接は答えず、日本メディアに次の質問を促した。

独博物館に少女像2体 日本政府困惑「2国の懸案になっては…」 | 毎日新聞

ドイツ東部ザクセン州にあるドレスデン民族学博物館に、元従軍慰安婦の被害を象徴する少女像2体が16日、展示された。戦争などによる被害体験の克服をテーマに開催中の特別展の一環で、像は1年間展示される予定。ドイツでは昨年、ベルリンの公有地に少女像が設置されたばかり。政府は日独間の外交問題になりかねないと困惑している。
 特別展では少女像のほか、ナチスホロコーストユダヤ人大虐殺)やユーゴスラビア紛争などにまつわる作品が展示されている。

トルコ、ギリシャ非難応酬 外相会談後の記者会見で | 共同通信

トルコのチャブシオール外相とギリシャのデンディアス外相は15日、トルコ首都アンカラで行われた会談後の共同記者会見で非難の応酬を繰り広げた。東地中海の海底資源開発を巡る昨年の対立激化から転じて緊張緩和を目指して行われた会談だったが、対立の根深さが浮き彫りになった。
 約30分の記者会見は穏やかに始まったが、デンディアス氏が東地中海でトルコがギリシャの主権を侵害し続ければ欧州連合EU)は制裁を科す可能性があるなどと指摘すると、チャブシオール氏は「わが国にとって全く受け入れられない非難だ」と反発した。

ロシア、米国に報復 FBI長官らの入国禁止:AFPBB News

ロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相は記者会見で、「われわれは(米国の)措置に対し、報復という形で対応する。駐ロシアの米外交官10人に国外退去を求める」と表明。また、ロシアのユーリ・ウシャコフ(Yury Ushakov)大統領補佐官(対外政策担当)がジョン・サリバン(John Sullivan)駐ロシア米大使に対し、米国に戻り「真剣な協議」をするよう勧告したと明らかにした。
 ロシア政府はさらに、米国のメリック・ガーランド(Merrick Garland)司法長官、国民政策委員会(Domestic Policy Council)のスーザン・ライス(Susan Rice)委員長、FBIのクリストファー・レイ(Christopher Wray)長官を含む政府高官の入国を禁じると発表した。