2021年05月17日のニュース・クリップ

英BBC、ダイソン創業者に謝罪 呼吸器めぐる報道訂正: 日本経済新聞

英公共放送BBCは16日までに、家電大手ダイソンの人工呼吸器開発をめぐる4月下旬の報道に事実誤認が含まれていたとして、創業者のジェームズ・ダイソン氏に謝罪した。ジョンソン英首相との直接交渉が2020年3月にあったと報じた際、同氏を与党・保守党の支援者と伝えたのは誤りだったと訂正した。直談判は首相の要請に応えたもので、背景説明が不十分だったとも補足した。……ダイソン側は、首相や財務相と共有された情報は当局に提出され、交信は「私的なものではない」と説明している。

アイルランド高等法院、データ移転巡り米FBの訴え退け | ロイター

アイルランドのデータ保護委員会(DPC)は昨年8月調査に着手し、フェイスブックがEU域内のユーザーのデータを米国に移転する仕組みを使うことを禁止する仮命令を出した。
これを受けフェイスブックは、同社のビジネスに壊滅的な影響をもたらすとしてDPCの調査と仮命令に異議を申し立てていた。
高等法院は、FBがDPCの決定に反論する根拠を示せなかったとし、同社の主張を退けた。

ドラギ氏、イタリア首相としての給与を辞退 | ロイター

イタリアのドラギ首相(73)は、首相として受け取る権利のある約11万ユーロ(約1400万円)の給与を辞退すると発表した。理由は明らかにしていないが、ドラギ氏は少なくとも2つの公的年金を受給し、約10件の不動産を所有、もしくは部分的にしている。
イタリアの政治家は納税申告書の開示が義務付けられているが、ドラギ氏は開示の際に給与受け取りを辞退すると表明した。
12日に公表されたドラギ氏の2020年度納税申告書によると、19年の総収入は58万3470ユーロだった。その内の49万8144ユーロは、財務省およびイタリア中央銀行公的年金だという。

「私は第2夫人」悔いるシリア女性 隣国で生活に苦しむ:朝日新聞デジタル

第2夫人――。内戦下のシリアから隣国トルコに逃れた女性たちの中に、そう呼ばれる人たちがいる。法的な手続きを踏まずに「結婚」し、財産分与の権利はない。内戦開始からまもなく10年。帰国のめども立たず、自らの選択を悔いる日々だ。

セブン&アイの米コンビニ買収「違法の恐れ」、規制当局者ら懸念 | ロイター

セブン&アイ米子会社セブン-イレブンによると、米石油精製大手マラソン・ペトロリアム傘下のガソリンスタンド併設型コンビニ「スピードウェイ」の買収は14日に手続きが完了した。スピードウェイは全米36州に約3800店を持ち、買収額は210億ドル(約2兆3000億円)。
FTCのスローター委員長代理とチョプラ委員は声明で「当事者が自己責任で手続きを完了した」と指摘。反競争的な弊害に対処するための適切な道筋を決定するため、委員会として調査を継続するとした上で、「この取引は違法である」と信じるに足る理由があり、反トラスト法(独占禁止法)に係る懸念の解消に向け、委員会は双方と合意に達することができなかったと述べた。