2021年05月24日のニュース・クリップ

旅客機着陸させ、反体制派拘束 ベラルーシ大統領が命令:時事ドットコム

ベラルーシ当局は23日、「爆発物の情報がある」として、領空を飛行していた旅客機を首都ミンスクの空港に緊急着陸させた。着陸後、同機に搭乗していた反体制派メディアの創設者が拘束された。……緊急着陸したのは、ギリシャからリトアニアに向かっていたアイルランドのライアンエア機。……同機には約170人が搭乗し、ベラルーシ軍のミグ29戦闘機が発進して誘導した。爆発物は見つからず、ライアンエア機はミンスクを離れ、リトアニアに到着した。 拘束されたのは、反体制派メディア「NEXTA」の共同創設者で元編集者のロマン・プロタセビッチ氏(26)。ベラルーシでは昨年8月の大統領選後、ルカシェンコ氏の辞任を求める抗議デモが拡大し、NEXTAは集合場所やデモの様子を詳しく伝えた。プロタセビッチ氏は昨年11月に治安当局の「テロリスト」リストに入り、ベラルーシは、同氏が亡命していたポーランドに身柄引き渡しを要求していた。

武漢ウイルス研究所職員、19年秋に体調不良で通院か 米報告書 - WSJ

中国の武漢ウイルス研究所(WIV)に所属する3人の研究員が2019年11月に、病院での治療が必要になるほどの体調不良を訴えていたことが分かった。これまで公表されていなかった米情報機関の報告書から明らかになった。新型コロナウイルスが同研究所から流出した可能性についてより詳細な調査を求める声が高まる可能性もある。
 トランプ前米政権は退任直前、新型コロナなどの病原体を研究するWIVの複数の研究員が「新型コロナと季節性の通常疾患両方の症状」を訴え、19年秋に体調不良に陥ったとする国務省の情報を公表していた。

Microsoft、IE(Internet Explorer)サポート終了は2022年6月15日 - ITmedia NEWS

Microsoftは5月19日(現地時間)、WebブラウザInternet Explorer」(IE)のサポートを2022年6月15日(日本では6月16日)に終了すると発表した。レガシーアプリをIEで使っている企業ユーザーに対し、後継WebブラウザMicrosoft Edge」の「IEモード」を使うよう勧めた。IEモードは少なくとも2029年まではサポートするとしている。……なお、2022年6月15日のIEのサポート終了は、Windows 10 LTSC(長期サービスチャネル)、Windows Server上のIE 11のデスクトップアプリ、MSHTML (Trident) エンジンには影響しない。

北極圏、持続型の開発を 評議会閣僚会合で一致: 日本経済新聞

アイスランドの首都レイキャビクで開かれている北極評議会の閣僚会合が20日閉幕した。地球温暖化で北極圏のビジネス機会が増えていることを念頭に、同地域の持続可能な開発を進めることで一致した。……北極圏に位置する8カ国で構成する北極評議会の閣僚会合は隔年で開かれ、ブリンケン米国務長官やロシアのラブロフ外相らが参加した。前回2019年にフィンランドで開かれた際は、トランプ米前政権が気候変動を巡る文言に反対して共同宣言を出せなかった。今回は閣僚による「レイキャビク宣言」を公表し、今後10年を見据えた初の戦略計画を採択した。

コロナ禍の東京五輪実現に「犠牲を払わなければ」IOCバッハ会長 インドPTI通信が報道:東京新聞 TOKYO Web

新型コロナウイルスへの懸念で中止論が高まっている東京五輪を巡り、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が、五輪開催を実現するために「われわれは犠牲を払わなければならない」と述べたと、インドのPTI通信が23日までに報じた。「われわれ」に日本人を含める意図があるのかは不明だが、国民感情に配慮を欠く発言として反発を招きそうだ。
 22日に開かれた国際ホッケー連盟のオンライン総会であいさつした際の発言という。IOCは21日、コーツ調整委員長が緊急事態宣言下でも開催するとの意向を示し波紋を広げたばかり。